SRF-JRMCが中間監督者フォーラムを開催し、2017年戦略計画を始動

文・写真:礒部良、FLEACT横須賀広報課

2017年3月23日、艦船修理廠および日本地区造修統括本部(SRF-JRMC)主任品質管理技師職の青木洋さんが中間監督者フォーラムにおいて、日本人中間監督者たちに部隊の2017年戦略計画について説明を行う。毎年行われる中間監督者フォーラムは、積極的に計画に関わり、彼らの部下たちにその考えを広めるよう、後押ししている。青木さんは「チャンピオン」と呼ばれる戦略エリアの2人のリーダーのひとりであり、トレーニングのプログラムや部隊の指導者や従業員たちの育成・維持のための方策を制定している。SRF-JRMCは、最先端の技術力を駆使し、艦船の修理及び近代化を太平洋米海軍部隊、米太平洋艦隊に提供し、第七艦隊の艦船を常に機能できる状態に保つ。(写真:礒部良、FLEACT横須賀広報課)

2017年3月28日、艦船修理廠および日本地区造修統括本部(SRF-JRMC)は中間監督者フォーラムを開催し、2017年戦略計画に対する認識を深め、従業員間のコミュニケーションをいっそう高めるよう参加者に促した。

フォーラムでは、部隊の中間監督者である士官、下士官、米国軍属や日本人従業員たちに戦略計画を再認識させ、従業員育成の進捗状況や仕事の適切な遂行の仕方について話し合う必要性に焦点が当てられた。

「私たちは、上層部の監督者だけでなく、中間監督者にも戦略計画や他の意思疎通に取り組んでいただきたいと考えています」とトッド・ジャック、ビジネス戦略室長は米国軍属のフォーラムでこう話した。「私たちは『中間監督者フォーラム』を再度活性化させ、共に指導者として歩んでいってほしいと思います。皆さんには、戦略計画を遂行するためにリーダーシップを発揮していただきたい。」

中間監督者フォーラムには部隊内から約393名が参加した。

「こうしたセッションは、中間監督者の皆さんから、さらなる支援を得ることを目的としており、各人の部下たちに、部隊がチームとして進んでいる方向性や目標について知ってもらうのを狙いとしています」と話すのは、フォーラム運営を支援したビジネス戦略室の管理分析職、加藤雅信さんだ。「それによって、SRFは艦船修理廠として、さらに成功し、その能力を高めることができます。」

2017年戦略計画は2つの大きな柱でできている。監督者・非監督者のためのトレーニング・育成プログラム、そして部隊の作業能力と仕事量の管理だ。フォーラムでは「チャンピオン」と呼ばれる戦略エリアのリーダーたちが、詳細な目標を掲げ、それぞれの実務ゴールについて説明を行った。

戦略エリア1は副プロダクションオフィサーであるアビゲイル・マクドウェルさんと主任品質管理技師職の青木洋さんが指導している。

「戦略エリア1は昨年と同様です」と日本人中間監督者のセッションで青木さんは述べた。「このエリアを据え置くのは従業員育成をさらに推し進めるためです。すでにいくつかの達成課題は完了しています。いくつか例を挙げると、すでに『服務規程マニュアル』を発行しましたし、さらに監督者用と一般従業員用の小冊子も現在、準備中でまもなく発行予定です。」

青木さんによれば、こうした小冊子はルール・規制・方針・プロセスなどを集成した便利な案内となっており、日々の仕事をこなしていく際の助けになるという。基本労務契約や米海軍横須賀基地司令部、SRF-JRMCの指示書などの情報を含むものだ。

戦略エリア2はウォーターフロントオペレーションオフィサー、ミッチェル・ペレット中佐と船体グループマスター、加藤洋之さんがリーダーだ。この戦略エリアは、仕事量や時間の制約、人員配置、内製工事と外注工事の配分などの問題があるなかで、スケジュール内で修理を終えなければならないというSRF-JRMCの直面する課題を踏まえて作成された。フォーラムでは、複数の修理を同時に行いつつ、効率よく巧みに仕事を処理し、いかにして優先順位をつけるか、などが話し合われた。

2017年3月23日、艦船修理廠および日本地区造修統括本部(SRF-JRMC)の船体グループマスター、加藤洋之さんが中間監督者フォーラムにおいて、2017年戦略計画について日本人中間監督者に対して詳しく説明を行う。加藤さんは「チャンピオン」と呼ばれる戦略エリアのリーダーであり、部隊の能力と作業能力を効率的に管理するシステムの開発・保全を担っている。(写真:礒部良、FLEACT横須賀広報課)

2016年から、部隊は100以上の項目の改善に注力しているが、そのうちのいくつかは戦略エリア2を反映している。ひとつは、SRF-JRMCにおいて2012年から導入が始まったプロジェクトマネジメントの継続的施行だ。2か国語によるトレーニングは「日本でのプロジェクトマネジメント基本原則」と称され、SRF-JRMCの部隊理念と戦略計画を中心に設計されている。

2017年4月現在、現場の機械工支援を目的として、米国の軍人および軍属、日本人従業員の約63パーセントが特定の仕事についてのプロジェクトマネジメントのトレーニングを受講している。

戦略エリア2からのもうひとつの項目としては、工期管理マニュアルの改訂とその発行が2017年2月に完了した。このマニュアルは部隊の根本を成し、利害関係者が必要とするガイダンスや、工期の準備やプランニング、実施そして完了に関するプロジェクトマネジメントのビジネスモデルを提供している。

部隊の運営についてのビジネスモデルとは、効率的なプロジェクトマネジメントにより、時間や資源、人員を同時進行中の修理作業に適切な配分で最適化することだ。

部隊はさらに前進し、フォーラムにおいて中間監督者から挙がった問題点は、回答と共にまとめられ、2017年夏までに部隊の全員に公表される。

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