横須賀市消防局がSRF-JRMC従業員の人命救助に対し感謝状を授与

文・写真:礒部良、FLEACT横須賀広報課

2017年3月1日、全員が協力して同僚の命を救い、横須賀市中央消防署において感謝状を授与された艦船修理廠および日本地区造修統括本部(SRF-JRMC)造修部の従業員7名が写真に収まる。左から右に、山本直史さん、常泉典夫さん、山下正文さん、阿利良典さん、栄清さん、常盤晃一さん、山下裕国さんの7名。SRF-JRMCは、最先端の技術力を駆使し、艦船の修理及び近代化を太平洋米海軍部隊、米太平洋艦隊に提供し、第七艦隊の艦船を常に機能できる状態に保つ。(写真:礒部良、FLEACT横須賀広報課)

2017年2月24日、横須賀市消防局は艦船修理廠および日本地区造修統括本部(SRF-JRMC)のプロダクションリソースサポート課の従業員7名に対し、同僚の命を救ったとして感謝状を授与した。感謝状は横須賀市消防局中央消防署で手渡された。

2016年10月13日、7名の従業員たちが、AED(自動体外式除細動器)を用いて、倒れて意識を失った同僚に対し心肺蘇生法を施した。

「正直、少し怖かったですね」と7名の従業員のひとり、山本直史さんは言う。「最初、誰かが救急車を呼ぶのに911(アメリカの救急番号)ではなく119番に電話してしまったんですよ。アメリカの制度のなかで仕事をしているのが頭になかったんです。とはいえ、山下正文さんがその直前にAEDの訓練を受けていたので、すぐに行動することができました。」

「現場に着くと、同僚の顔は血の気を失っていて、意識もありませんでした。呼吸も脈も失っていました。救急車の到着まで30分以上心臓を押し続けていたんです。」

横須賀中央消防署の救急隊長である近藤祐二さんによれば、彼自身のような職業に就く人でも蘇生術を1人だけで行うのは2分が限度だという。

「そのときの初動が決定的でした」と言うのは横須賀中央消防署長の福島和弘消防監だ。「初期段階においての即時の行動が、みなさんの同僚の命を救ったばかりでなく、後遺症からも守ったのです。」

同僚の呼吸が回復し、脈拍が戻るまで、7名の従業員たちは交代で蘇生術を施した。その同僚はすぐに病院に入院した。

その後、集中治療を受けた同僚は身体的な損傷もなく1か月後に退院した。それからはSRF-JRMCに復職している。

艦船修理廠および日本地区造修統括本部(SRF-JRMC)産業安全支援課の建物内にあるAED。同様のAEDが2016年10月13日に昏倒した同僚を蘇生し、命を救うのに用いられた。(写真:礒部良、FLEACT横須賀広報課)

同部門で表彰された、産業安全支援・ファイヤ・ウォッチ・ブランチの従業員7名は以下のとおりである。阿利良典さん、栄清さん、 常盤晃一さん、 常泉典夫さん、山本直史さん、山下正文さん、山下裕国さん。

「AEDの訓練のほかに、勇気を出して行動を起こすのに、第三者介入トレーニングが役立ちました」と言うのは救命措置で主導的役割を果たした山下正文さんだ。「何か行動を起こす必要があるときには、ただ傍観者でいることはできません。」

第三者介入とは、何か不適切あるいは安全でない状況を目撃したり、耳にしたり、何らかの形で意識したときに、その害を最小限に抑えるための心構えを持ち、行動することを意図としている。2016年9月から10月にかけて、SRF-JRMCでは軍人、軍属、日本人従業員に対して第三者介入トレーニングを行っていた。

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