SRF-JRMCが「パワーハラスメント」トレーニングを日本人および米国軍人、軍属の監督者に施行

文・写真:礒部良、FLEACT横須賀広報課

2016年9月22日、艦船修理廠および日本地区造修統括本部(SRF-JRMC)のパワーハラスメント防止トレーニングの進行役の溝呂木文忠さんが、米国軍属の監督者に対してパワーハラスメントのビデオを見せ、その感想を聞いた。ビデオでは生産部門の管理職が同僚を精神的にいやがらせをする様子が映された。(写真:礒部良、FLEACT横須賀広報課)

2016年9月22日、艦船修理廠および日本地区造修統括本部(SRF-JRMC)のパワーハラスメント防止トレーニングの進行役の溝呂木文忠さんが、米国軍属の監督者に対してパワーハラスメントのビデオを見せ、その感想を聞いた。ビデオでは生産部門の管理職が同僚を精神的にいやがらせをする様子が映された。(写真:礒部良、FLEACT横須賀広報課)

艦船修理廠および日本地区造修統括本部(SRF-JRMC)は、日本人監督者もしくは、米国軍人・軍属で、基本労務契約従業員、すなわち日本人従業員を部下にもつ監督者に対し、ハラスメントのない職場環境を促進するため、一連の「パワーハラスメント」トレーニングを実施した。

部隊の2016年戦略計画の達成課題の1つとして、従業員が調和のある環境で仕事を行うために、監督者を教育・育成する目的でこのトレーニングは作成された。

「パワーハラスメントはセクシャルハラスメントほど話題になりません」とトレーニングの参加者で、ウォーターフロントオペレーションのヘッドスケジューラーであるビング・ユーさんは話した。「このトレーニングのおかげで、よりよい監督者となり、こうしたことにも触れることができました。職場には私以外には軍属がいません。私には基本労務契約従業員の部下が21名います。今回はすばらしい機会でした。」

「パワーハラスメント」は日本の厚生労働省により、従業員が自らの仕事上の地位や経験あるいは知識を利用し、肉体的もしくは精神的な苦痛を、他の従業員の職責以上に与え、結果として職場環境の悪化を招く行為として公式に定義されている。

「パワーハラスメントは、少なくとも日本では犯罪とはみなされません」とトレーニングの進行役で、部隊のホットライン調整担当の鹿島謙一さんは話した。「また、上司だけでなく部下でもそうした悪質な行為に及ぶことがあるのです。いずれにせよ、職場環境やその生産性が悪化し、その組織の責任が問題にされるのです。」

「皆はセッションに熱心に耳を傾け、ビデオにも集中していたと思います」ともうひとりの進行役で、管理部門の通訳・翻訳を務める溝呂木文忠さんは述べている。「皆がパワーハラスメントとは何かを理解し、どのように受け止め、正当な方法で対応する仕方を学ぶことができたらと思います。」

2016年9月28日、艦船修理廠および日本地区造修統括本部(SRF-JRMC)のフォアマンたちが、パワーハラスメント防止トレーニング、特に職場でのいじめについて耳を傾ける。このトレーニングは従業員が調和のある職場環境で働けるように、監督者を教育・育成することを目的として作成された。(写真:礒部良、FLEACT横須賀広報課)

2016年9月28日、艦船修理廠および日本地区造修統括本部(SRF-JRMC)のフォアマンたちが、パワーハラスメント防止トレーニング、特に職場でのいじめについて耳を傾ける。このトレーニングは従業員が調和のある職場環境で働けるように、監督者を教育・育成することを目的として作成された。(写真:礒部良、FLEACT横須賀広報課)

「とても興味深いものでした」とウォーターフロントオペレーションデパートメントのプロジェクトスーパーインテンデントであるルイジート・グレポさんは言う。「アメリカではパワーハラスメントのことを聞くことはあまりありませんでした。日本ほど頻繁に見聞きすることはありません。アメリカではほとんどの人が自分の権利に関して知識があります。その意味で、自分の権利を行使することにためらいがありません。」

トレーニングでは、鹿島さんがSRF-JRMCの特殊性、つまり背景の異なる人々が働きお互いを研磨し、生産性を高める多文化の職場であることにも触れた。残念ながら、対立は不可避なものであるため、落とし穴がないとは言えない、と鹿島さんは付け加えた。

訓練はまた、ハラスメントのない職場とするために部隊が用意している方策、苦情の報告や非公式の口頭による注意、公式な書面でのカウンセリングについても焦点を当てた。こうした方策は、ハラスメントやある種の職権乱用が書面化され、それに対処する行動がとられることを確実にしている。

「パワーハラスメントに対処する方策が準備されているとことを知ることで、仕事を楽しく行えるようになります」と話したのは板金工場のフォアマンAを務める久米正毅さん。「世代の違いや誤解の可能性についても理解が深まりました。すべてがなくなる、ということには時間がかかるかもしれません。しかし、こうしたトレーニングにより、そうした問題に公平に、そしてためらうことなく対処することができるようになります。」

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