横須賀SRF-JRMCの潜水員が兵曹長就任式で、からみ碇(いかり)のピンバッジをつける

文・写真:礒部良、FLEACT横須賀広報課

2016年9月16日、米海軍横須賀基地司令部、チャペル・オブ・ホープで行われた合同兵曹長昇進式において、艦船修理廠および日本地区造修統括本部(SRF-JRMC)のジョシュア・マシソン暗号技術兵曹長が新任のマーシャル・ゴーブル兵曹長(潜水員)に帽子をかぶせる。この米海軍伝統の式典では、下士官の一等海曹から兵曹長への昇進を祝う。(写真:礒部良、FLEACT横須賀広報課)

2016年9月16日、米海軍横須賀基地司令部、チャペル・オブ・ホープで行われた合同兵曹長昇進式において、艦船修理廠および日本地区造修統括本部(SRF-JRMC)のジョシュア・マシソン兵曹長が新任のマーシャル・ゴーブル兵曹長に帽子をかぶせる。この米海軍伝統の式典では、下士官の一等海曹から兵曹長への昇進を祝う。(写真:礒部良、FLEACT横須賀広報課)

2016年9月16日、艦船修理廠および日本地区造修統括本部(SRF-JRMC)は、横須賀海軍基地司令部のチャペル・オブ・ホープで行われた兵曹長昇進合同式典において、マーシャル・ゴーブル一等海曹を兵曹長に昇進させた。

この式典は、一等海曹から兵曹長という下士官兵の昇進を記念するものだが、新しい兵曹長の制服には、からみ碇(いかり)をあしらったピンバッジが新しく付けられる。この昇進により、兵曹長には新しい責任、特権、課題などがもたらされる。

「兵曹長への昇進は、いかなる軍隊での任務においても、最も重要なものと言えるかもしれません」と米海軍補給システム司令部海軍補給センター(NAVSUP FLC)の司令官ジェフリー・デイビス大佐は式辞で述べた。「あなたがたはこれと同様の、重要な影響力を与える機会に恵まれるのです。人を導く特権も与えられます。若い海曹やそれぞれの部門の士官もあなたがたを必要としています。」

「あなたがたは、米海軍が求める、世界でも第一級の指導力を発揮し努力しつつ、成長し学び続ける必要があります。これは航海の終わりではなく始まりであるということを覚えておいてください。」

この式典は、NAVSUP FLCと米国国防兵站局(DLA)、水上艦船乗組士官校、横須賀技術校(SWOS ELS)と合同で行われ、8名の新たな兵曹長を祝福した。

「昇進に選考された達成感、興奮そして誇りは、自分の妻と子供たちが犠牲にしてきたことが認められたという心の平安感を与えてくれました」とゴーブル兵曹長は述べた。「彼らは、数多くの着任先や訓練、帰宅時間が遅くなったときや自分不在の誕生日や記念日などにもうまく順応してくれました。そうした状況でも傍らに寄り添ってくれた妻には感謝しています。我々海軍の現役の人員のなかでは、独自かつ必要な役割を担うことになります。妻が家庭を守り、自分が不在のなかでも家庭を普段どおり切り盛りしてくれたことに対する感謝は言葉になりません。また、自分を信頼してくれ、指導役にしてくれた仲間にも感謝したいです。」

ゴーブル兵曹長は横須賀SRF-JRMC所属の潜水員の一人で、13隻の前方展開艦船や水面下の艦船に対し、海中での艦船保全支援を行っている。

ノースカロライナ州シャーロッテに生まれ、2003年に航空機乗組員として海軍に入隊。フィリピン南部や中東全域で、要人や特殊作業の人員を空輸する仕事に携わった。ゴーブル兵曹長はそのような人たちが飛行機から降り立ってからどのようなことをするか、疑問に思っていたという。

バーレーンでの任務中に、特殊作戦に対する審査を受け、フロリダ州パナマシティーの米海軍潜水サルベージ訓練センターに着任。数々の学校やコースを経て、多くの技能や資格を得、海曹リーダーならびに職務範囲に限定のない潜水員監督者、潜水サルベージ戦闘専門員、海軍パラシュート員といった多様なグループに指導を行った。また、カーボンデイルにある南イリノイ大学においては理学士号を取得。

2010年にはカリフォルニア州サンディエゴの第一機動潜水サルベージ隊へと異動。2011年日本が巨大な地震と津波に襲われた際の「トモダチ作戦」も支援した。

2012年キャンプペンデルトンの海兵特殊作戦大隊(MARSOC)米海兵隊第一レイダー隊に配属。職務制限のない潜水員監督者として、3個大隊すなわち約600名を指揮したが、ゴーブル兵曹長によれば、これがこれまでの仕事で最も興味深いものだったという。

「グアムでは、米海軍第一特殊戦闘隊と一緒に仕事をしましたが、テンポがものすごく速いものでした」と兵曹長は話した。「自分が関わった作業はとても変わったもので―一言でいえばお金が要らないほど―そのくらいおもしろいものでした!」

兵曹長が下士官の最高位として米海軍に設立されたのが1893年。米海軍では一等海曹から兵曹長へと昇進することは、下士官にとって最も重要な業績だとされる。兵曹長は特殊技能の専門家というだけでなく、下位の海曹らの指導者でもあり、また下位士官の助言役でもある。

式辞ではデイビス大佐が攻撃型潜水艦 USSジャクソンビル(SNN 699)の補給下位士官だった当時のことを回想した。話では、この艦船の下士官の最高位は「艦船チーフ」と呼ばれ、必要なときには大切な助勢を与えてくれたという。

2016年9月16日、米海軍横須賀基地司令部の新兵曹長8名がチャペル・オブ・ホープで行われた合同兵曹長昇進式で「気をつけ」の姿勢をとる。この米海軍伝統の式典では、下士官の一等海曹から兵曹長への昇進を祝う。(写真:礒部良、FLEACT横須賀広報課)

2016年9月16日、米海軍横須賀基地司令部の新兵曹長8名がチャペル・オブ・ホープで行われた合同兵曹長昇進式で「気をつけ」の姿勢をとる。この米海軍伝統の式典では、下士官の一等海曹から兵曹長への昇進を祝う。(写真:礒部良、FLEACT横須賀広報課)

大佐の思い出によれば、「心配はいらない、チョップ。後ろについていますから」といつも艦船チーフが言葉をかけてくれたという。「チョップ」とはそのとき下位士官だった大佐の愛称で、襟の印のデザインがポークチョップに似ていたことに由来する。そのチーフこそ、その部隊最上級兵曹長で、のちのテリー・スコット第10代海軍作戦部長付き最上級兵曹長である。

2016年9月16日、SRF-JRMCはまた同日、米海軍佐世保艦隊基地隊で行われた別の合同式典で佐世保分所所属のダイブロッカーのスティーブン・フラナガン一等海曹を兵曹長へと昇任させた。

また、ゴーブル兵曹長と同時に昇進したのは、NAVSUP FLCのケルビン・J・エバンズ兵曹長、ティモシー・アンダーソン兵曹長、DLAのジュアン・M・エイボス兵曹長、ユー・ヘー兵曹長、SWOSのアルビン・T・クリソソトモ兵曹長、ジェームズ・ダイクス兵曹長だ。

式典の来賓にはSRF-JRMC司令官ギャレット・ファーマン大佐、DLA配給副司令官マーソン・マテュート大尉が含まれた。

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