SRF-JRMC技能訓練生ら20名が英語訓練プログラムを卒業

文・写真:礒部良、FLEACT横須賀広報課

2016年7月14日、艦船修理廠および日本地区造修統括本部(SRF-JRMC)は技能訓練生ら20名の11か月に及ぶ英語訓練プログラム卒業を祝った。

この式典ののち、生徒自らが部隊の首脳陣や語学指導員、同僚である技能訓練生などにプレゼンテーションを行った。来賓にはSRF-JRMC司令官ギャレット・ファーマン大佐、副司令官エドワード・カッツ大佐、総務部長マイルズ・ヒックス氏、語学訓練課のディビジョンヘッド、ポール・メーソン氏などが含まれた。

「卒業生たちはこのコースに前向きな姿勢で取り組み、何でもできる、という態度で臨みました」と式の冒頭で話したのは式典で司会を務めた語学指導員のケルシー・アギーレさんだ。「彼らのやる気と前向きな姿勢はこのグループを特別なものにしていました。」

卒業生のうちの16名は第33期技能訓練生プログラムから、そして4名は第1期艦船修理技術者養成プログラム(EDPD)のクラスの出身だ。式典出席者のなかには、第34期技能訓練制度出身者も含まれ、彼らは今年の8月から新しく訓練を始める。

1985年、毎年卓越した海軍艦船修理廠としての能力を維持するため、部隊において技能訓練生制度が立ち上がり、技能を備えた訓練生たちを養成してきた。同じように、EDPDは2015年から開始され、艦船修理に関する技能と知識を蓄えたエンジニアを募集・育成している。

両プログラムでは、11か月にわたり、英語の訓練を毎日4時間、合計580時間受講することが義務付けられている。さらに訓練生は英語に慣れ親しむために自宅での学習が課せられている。

「日本人、米海軍の軍人、軍属らが働く職場環境の中では、英語の能力は艦船修理を円滑かつ効率的に遂行するうえで重要な技能です」とメーソン氏は話した。

メーソン氏はまた、出席者の前で、語学訓練課の指導員や管理運営スタッフへの感謝の意を表した。

「毎日の仕事をきわめて優れたものにしているのは、彼らが生徒たちの要求に対しての尽力にあります」とメーソン氏は言う。「スタッフたちは生徒たちに援助の手を差し伸べ、英語の技能を伸ばすために必要なことがらを教えることにとても意を砕いています。」

生徒たちはその英語の習熟度に応じ「トレードディベロップメント」クラスという呼ばれるグループに分けられている。本年は、トレードディベロップメント4(最下級)からトレードディベロップメント1(最上級)のクラスに分けられていた。自らの言語学習目的をどのように達成したかを披露するため、各グループはチームによるプレゼンテーションを行い、式典で英語学習についての経験を発表した。

プレゼンテーションの話題は、言語学習において、生徒らが仕事場においていかに役立ったか、あるいは指導員と共に訪れたネイビーエクスチェンジを訪れた様子、また、自宅学習での課題や、ジム訪問、艦船見学、季節ごとにあるイベントでの英語能力の練磨、プレゼンテーションの練習、指導員たちとの交流やLineなどのスマートフォンアプリを通しての語彙練習、そして恐れることなく英語を話す自信を得たことなどに及んだ。

「英語資格」を取得した技能訓練制度ならびに艦船修理技術者養成プログラムの卒業生6名が艦船修理廠および日本地区造修統括本部(SRF-JRMC)司令官ギャレット・ファーマン大佐とともに写真に収まる。2016年7月14日、「英語資格」とは連続して米英語コースプレースメントテスト(ALCPT)において70点以上を得点し、続く語学指導員による面接に合格した生徒に与えられる資格である。(写真:礒部良、FLEACT横須賀広報課)

「英語資格」を取得した技能訓練制度ならびに艦船修理技術者養成プログラムの卒業生6名が艦船修理廠および日本地区造修統括本部(SRF-JRMC)司令官ギャレット・ファーマン大佐とともに写真に収まる。2016年7月14日、「英語資格」とは連続して米英語コースプレースメントテスト(ALCPT)において70点以上を得点し、続く語学指導員による面接に合格した生徒に与えられる資格である。(写真:礒部良、FLEACT横須賀広報課)

ある発表者はXReadingというコンピューターのシステムが、各々の言語レベルに合わせて、数多くのリーディングや音声での素材を提供したかを説明した。このアプリケーションは生徒たちのリーディングやリスニング力の向上を援助している。生徒らはスマートフォンでもこのアプリケーションを使用することができ、いかなる時間・場所でも学習することが可能になっている。

さらに生徒の仕事・クラス配置における英語力の適性を測定するために、部隊では国防総省語学研修所英語センターによって開発された、米英語コースプレースメントテスト(ALCPT)を実施している。そのスコアは0から100まで設けられている。

「英語の授業を始めたときは、ALCPTのスコアが20点台だったのは私1人でした」と話すのは溶接工の小菅翼さんだ。英語のテストで最下位だったときの英語の難しさをこう説明する。「それでも先生方のおかげで大きく向上することができました。先生方はとても親切で、語彙やリスニングなど多くを学ぶことができました」。小菅さんはトレードディベロップメント4に属していた。

他の生徒でALCPTのスコアがどのように伸び、トレードディベロップメント3から2へと進級することができたと話した生徒もいた。「75点を目標としていました」と話したのは船舶内燃機関機械工、和田信英さんだ。「語彙を勉強して、就寝前には毎日リスニングを練習しました。最終的にスコアは76点になりました。」

トレードディベロップメント1でEDPD訓練生、生産管理事務職の勝谷太一さんは授業に迎え入れたゲストについて話した。「造船所で索具工をやっていた人が艦船修理について教えてくれたり、元海兵隊の人が軍について話したり、パイロットが飛行術について話してくれたりしました。環境安全衛生及び放射線管理デパートメントの人に話を伺う機会があり、環境計画について学ぶこともできました。ゲストのスピーカーはそれぞれの話題のついての理解を助け、英語の勉強にもなりました。」

「これはまだ、始まりに過ぎません」と卒業生に向かって話したのはファーマン大佐だ。「大事なのは自分の考えや問題や懸案事項に対する気持ちを相手に理解させる能力です。コミュニケーションは私たちの組織ではきわめて重要です。」

「彼らのことをとても誇りに思います」と言うのは語学指導員のエミリー・リーバスさんだ。「彼らはこの1年の間に目覚ましい成長を見せました。最初はとても恥ずかしがっていました。話すのも怖いようでした。一言の返答を得ることさえ難しかったのです。この数週間は、教室に入って彼らと40分にもわたるディスカッションをすることができるようになりました。当初のことを考えると、それは大きな変化です!」

「コースのなかでは、自分の力量に関係なく、それぞれの生徒が各々の目標を持っています」と言うのは訓練技術職の渡部美智子さんだ。「コースの生徒1人ひとりが目標を達成し、自分の力を発揮しました。文法に悩んでいた生徒もいれば、プレゼンテーションが苦手な生徒もいました。彼ら全員が努力をし、成功を収めたのです。彼ら1人ひとりが英語学習に対するやる気を増したような感じがします。彼らには毎日学習を続けていってほしいと思います。継続は力なり!です。」

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