SRF-JRMCの改善推進室がQCサークルのフォーラムを主催

文・写真:礒部良、FLEACT横須賀広報課

2016年6月9日、艦船修理廠および日本地区造修統括本部(SRF-JRMC)の改善(CI)推進室が神奈川県に拠点を置く製造業者たちを集め、米海軍横須賀基地司令部のCPOクラブにおいて品質管理サークル(QCC)のフォーラムを主催した。

この毎年行われる催しは部隊の改善推進室が艦船修理のプロセス改善と米海軍横須賀基地独自の文化を同時に紹介する機会である。

「このような催しを年に4回行っています」と言うのはQCCを運営する企業の1つ、プレス工業株式会社の小山陽一さんである。「他の企業との交流を通じて、品質管理活動を促進し、個々のこの分野における技量を養っていきたいと思っています。今回はたくさん新たに参加した方々がいます。個々で学んだことを自分の仕事場に持ち帰って実際に活用していただきたいと考えています。」

QCC関東支部神奈川地区での催しは、自らの努力を共有することにより、企業や団体間におけるコミュニケーションの場を提供し、それを促進、改善活動を活性化そして奨励することを目的としている。団体は、神奈川にある工場の支部や大学の研究室など、80を超える製造業者および大学の会員から成っている。会員らは従業員全員に対し、改善活動ならびに品質管理に対する理解、また改善活動の企業文化を促進・研究している。

催しでは、60を超える神奈川の正規会員や賛助会員が集まり、部隊の改善推進室がその概念を艦船修理にどのように応用しているかを学んだ。

2016年6月9日、艦船修理廠および日本地区造修統括本部(SRF-JRMC)の木工上場の角田宗範工場長が、品質管理サークル(QCC)のフォーラムにおいて、部隊の改善推進室主催の救命ボートに備えた緊急物資を参加者に紹介した。この催しは部隊が艦船修理における改善を披露する機会である。 (写真:礒部良、FLEACT横須賀広報課)

2016年6月9日、艦船修理廠および日本地区造修統括本部(SRF-JRMC)の木工上場の角田宗範工場長が、品質管理サークル(QCC)のフォーラムにおいて、部隊の改善推進室主催の救命ボートに備えた緊急物資を参加者に紹介した。この催しは部隊が艦船修理における改善を披露する機会である。 (写真:礒部良、FLEACT横須賀広報課)

「我々の部隊は改善活動に力を注いでいます」とSRF-JRMC副司令官エドワード・カッツ大佐がこの催しの冒頭のあいさつで述べた。「QCCはネットワーキングの構築や意見交換のためのすばらしい機会です。私たち従業員―上級監督者や新しい技能訓練生―全員が私たちの仕事において改善活動の機会をとらえ、実際に行動を起こすことを期待しています。部隊のサポートコードや造修ショップが共に協力し、第七艦隊の艦船を常に機能できる状態にすると同時に、米海軍の艦船保全提供者として最高の仕事を、確実に成し遂げることができるように努めています。」

フォーラムのなかでは、「セルフアセスメント」を含む、SRF-JRMCの改善推進室の枠組みについてのプレゼンテーションを行った。「セルフアセスメント」とは、改善推進室のチームが年次あるいは四半期毎に行う、各チームの弱み、部隊の艦船修理のプロセスが改善され効率化がなされているかという2つのゴールについて、その実際を報告する機会である。

それに加え、部隊は自らの改善活動についての歴史を紹介したり、チームワークに焦点を置いた、チーム構築についての改善活動に関する訓練を行ったりした。チーム構築の演習では、4つのチームが、各チームがともに勝利を収めるべく、協調するか非協力的な態度をとるか否かという状況が与えられる。ここでは、単純に見える方法をとることなく、参加者がいかに創造的に考えることが示される。

部隊はまた、2つの改善活動のプレゼンテーションを行ったが、その1つは一時的な電源供給ボックスの改善に関するものだ。それは、100ボルトと200ボルトの別個の電源供給ボックスを1つの装置にまとめ、従業員の時間と仕事量を軽減するものである。2つ目の事例は、ポンプの濾過機の改善に関するもので、従来の濾過機を改良し、吸引力を損なうことなく、廃棄物のつまりを防止する。

「改善をメインにする独立したセクションが組織に属するというのはまれなことだと思います」と自動車製造業からの参加者は話した。「また、SRF-JRMCの改善推進室が、どのようなプロジェクトにも影響力を持ち、仕事を遂行しているのには驚きました。」

「このような催し、つまり、まるまる1日を1つの建物の中で費やして、プレゼンテーションを受講し、加えて施設の見学を行うというのは特別なことです」と小山さんは話した。

このフォーラムでは基地見学ツアーを行い、部隊の木工工場やドライドックなども見学した。木工工場では、参加者はカプセルに収納された救助ボートを膨らませるデモンストレーションを見学し、鏡や食料、海水フィルターや釣り道具などを備えた救命パックも実際に目にすることができた。

「他の企業や組織と比べると改善に特化したセクションが備えられているのは幸運なことだと言えます」と話したのは改善推進室の管理分析職の岩崎一仁さんだ。「多くの民間の企業では通常のメインの仕事に加え、改善活動を同時に行っています。私たちはこうした活動に責任をもつ特別なセクションを備えています。私たちはそうしたことを当たり前のことと認識せず、さらに努力を重ね、SRF-JRMCをさらに推し進めるために使命をまっとうする必要があります。」

SRF-JRMCの改善活動は1991年から始まっているが、これは米海軍が1990年に総合的品質リーダーシップを導入し、総合的品質リーダーシップオフィスが独立して設立されたことに始まる。それ以来、部隊では何度か組織的な変更を経たものの、部隊司令官の命により、2006年品質管理室が設立された。

Advertisements

Leave reply:

Fill in your details below or click an icon to log in:

WordPress.com Logo

You are commenting using your WordPress.com account. Log Out / Change )

Twitter picture

You are commenting using your Twitter account. Log Out / Change )

Facebook photo

You are commenting using your Facebook account. Log Out / Change )

Google+ photo

You are commenting using your Google+ account. Log Out / Change )

Connecting to %s