“英会話クラブ”:SRF-JRMC語学訓練課が日本人従業員のために生の英語を話す機会を毎週提供

文・写真:礒部良、FLEACT横須賀広報課

艦船修理廠および日本地区造修統括本部(SRF-JRMC)の語学訓練課は、英語のネイティブスピーカーである講師や船員、基地従業員らのボランティアを募り、SRF-JRMCの日本人従業員が英語を習得するために、毎週“英会話クラブ”を開いている。

英会話クラブでは、基本労務契約(MLC)の日本人従業員とアメリカ人のボランティアが集まり、英語の日常会話を練習している。ボランティアたちを募った語学訓練課の講師エステル・ダービーさんとイネス・マルティネスさんが、訓練課の新しいアイデアを実現するように監督者から求められたのは2015年11月のことだ。

「語学訓練課の監督者はSRF-JRMCの工場を回って日本人従業員たちの必要としていることに関するデータを収集しました」とダービーさんは語る。「そうした英語の生徒たちには、自らが英語を話し、聞き取る力を向上させたいという希望があることがわかりました。」

「英語の授業は毎日のようにありますが、英語を話す人と会話する機会がもっと多くあればいいと思っていました」と言うのは溶接工訓練生の田代尚大(しょうた)さんだ。

このクラブが目標としているのは、日本人従業員たちが彼らの仕事場で英語を使いこなせるようになるよう支援することである。そこで、基地の英語を母語とする人たちをボランティアとして参加を募って受け入れ、毎週開かれる英語クラブが結実した。ここで行われる会話は、アメリカ従業員との明確な意思疎通を図る際に必要とされる、MLC従業員のコミュニケーション能力を養うことに役立っている。

ダービーさんの監督者で語学訓練課のディビジョンヘッドを務めるポール・メイソンさんは、このクラブの別の利点をこう話す。

2016年4月27日、艦船修理廠および日本地区造修統括本部(SRF-JRMC)の語学訓練課が、毎週水曜日に行われる英会話クラブを開講。この集まりでは、生徒たちに話し言葉としての英語を聞き、表現する機会を設けている。(写真:礒部良、FLEACT横須賀広報課)

2016年4月27日、艦船修理廠および日本地区造修統括本部(SRF-JRMC)の語学訓練課が、毎週水曜日に行われる英会話クラブを開講。この集まりでは、生徒たちに話し言葉としての英語を聞き、表現する機会を設けている。(写真:礒部良、FLEACT横須賀広報課)

「参加者は英語のネイティブスピーカーたちと直接会話をする機会をより多く得ることができます」とメイソンさんは言う。「このクラブでは、教室での授業と違って、“本物の”アメリカ人と話すということに、より重点を置いた練習ができますし、間違いをしても大丈夫だという安心感とともに、言語を自分なりに使ってみることができる学習の場を提供しています。」

「いろいろな英語話者と話すことができる機会があってとてもいいです」と言うのはたびたびクラブに足を運ぶ船舶設備取付け工の安藤友彦さん。

また、別の溶接工訓練生である小菅翼さんは次のように話した。「まだ英語を話すのはとても難しいです。ときどき、会話をどうやって始めたらいいかもわからなくなりますし、リスニングも苦手です。でも、英語がうまくなれば、昇格のためのアメリカ言語コースプレイスメントテスト(ALCPT)合格にも役立ちます。」

部隊の語学訓練課は日本人従業員のコミュニケーション力向上ため、毎日訓練を行い、ALCPTを実施している。ALCPTは米国国防総省が開発したテストであり、国防総省語学研修所英語センターが、仕事や訓練、クラス分けなどのために個々の英語力を測ることを目的としている。

通常、英会話クラブには毎週8~15名の出席がある。ここで話す内容は、道を尋ねたり、より詳しいことを聞いたり、丁寧に依頼をしたりするなど、「言語機能」と呼ばれるものによって全体がとりまとめられている。各週、異なる機能をターゲットとし、会話にはその機能を練習するために必要な表現が含まれることになる。

「英語を学びたい日本人従業員には有用だと思います。というのも[英語を母国語とする]私たちが教科書から離れて英語を話すことができるからです」とイネス・マルティネスさんは話した。「私たちが行う英語の授業では、いつもカリキュラムに基づいています。ずっと一人の生徒とだけ話して、カリキュラムを教えることはできません。この会話クラブでは生徒が授業から離れて一対一で本物の会話をする機会が得られるのです。」

ボランティアたちは部隊に限らず、基地全体にまで広がっている。

「ボランティア募集のチラシをスターバックスで見ました」と言うのは海軍兵站システム部隊、横須賀艦隊補給センターのレネイ・ウィットモアさんだ。「熱心な生徒を支援することができてこちらも楽しいですし、やりがいもあります。彼らの話に注意深く耳を傾け、間違いをしても不快に思ったり、恐怖心にかられたりすることなく、会話が流れるように、翼を得て羽ばたくように、膨らませて手助けをするよう努めています。ユーモアのセンスが必要なときもあります。」

クラブのへの参加者たちを見て、ダービーさんは次のように話した。「定期的に参加する生徒たちはアメリカ人と話すときの自信・能力が増してきています。SRF-JRMCの日本人従業員の役に立つので、ネイティブスピーカーのボランティアたちがもっとたくさん増えればいいと思っています。そうすれば、英語の能力向上に意欲のある、より多くの生徒たちとの会話に割く時間も多くなります。」

興味があれば、英会話クラブにはだれでも参加が可能だ。毎週水曜日、キング通り沿いのフリートシアターの左側、SRF-JRMC本部ビル(2046ビル、206号室)で夕方午後5時半から6時半に開講している。

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