SRF-JRMCが第33期技能訓練生および第2期艦船修理技術者養成制度のプログラムを入廠式において始動

文・写真 礒部良、FLEACT横須賀広報課

2016年4月1日、艦船修理廠および日本地区造修統括本部(SRF-JRMC)は、横須賀海軍基地司令部のCPOクラブで行った入廠式において、新たな技能訓練生32名と艦船修理技術者養成制度(EPDP)の訓練生4名を迎え入れた。

SRF-JRMCは「第七艦隊の艦船を常に機能できる状態に保つ」という部隊の使命を支援すべく、艦船修理・保全における熟達した従業員を、これら2つの訓練制度のもと養成している。

「申し上げておきたいのは、みなさんは応募者の激しい競争のなかから選ばれたということです」とSRF-JRMC司令官ギャレット・ファーマン大佐は式の冒頭の式辞で述べた。「実際、みなさんが今日ここにいるのは、私たちがみなさんに大きな可能性を見出しているからです。私がみなさんに誇りを感じているように、みなさんも自分自身に誇りを感じてください。」

部隊の米国軍人、軍属のリーダーたち、日本人従業員の監督者、来賓の演説者ら、そして本田久幸横須賀防衛事務所長が新しい訓練生たちを歓喜とともに迎え入れた。

2016年4月1日、本田久幸横須賀防衛事務所所長が、横須賀艦船修理廠および日本地区造修統括本部(SRF-JRMC)の新しい技能訓練生32名と艦船修理技術者養成制度(EPDP)訓練生4名に対し入廠式で歓迎の式辞を述べた。技能訓練生プログラムと艦船修理技術者養成制度(EPDP)は部隊の将来の従業員を供給する重要な資源を形作る。(写真:礒部良 FLEACT横須賀広報課)

2016年4月1日、本田久幸横須賀防衛事務所長が、横須賀艦船修理廠および日本地区造修統括本部(SRF-JRMC)の新しい技能訓練生32名と艦船修理技術者養成制度(EPDP)訓練生4名に対し入廠式で歓迎の式辞を述べた。技能訓練生プログラムと艦船修理技術者養成制度(EPDP)は部隊の将来の従業員を供給する重要な資源を形作る。(写真:礒部良 FLEACT横須賀広報課)

「みなさんはこれから4年間、訓練・指導に当たられるスタッフの方々と良好な関係を築き、強い意志と努力で訓練課程を一つ一つ克服し、着実に技術を修得されていくものと、私は確信しております」と本田所長は述べた。「今後は日々の仕事を通じて能力向上に精進していただきたいと思います。」

1947年の設立以来、SRF-JRMCは米国海軍の第七艦隊の艦船の保全、近代化、修理に携わっている。それには数多くの技術的な業務を専門とする人材を必要とする。しかしながら、1980年代ごろから、そのような業務に携わる人材が定年で職を離れる年代に差しかかり、世代交代が起こった。

1985年になると、SRF-JRMC技能訓練生制度が開始され、技能を携えた艦船修理を行う、次世代の従業員たちの供給源を確保し、人材育成をはかることとなった。それ以来、技能訓練生制度は経験を積んだ人材の需要を満たしている。

4年間におよぶ技能訓練生プログラムでは、電気、校正、パイプ、武器、船舶設備取付け、板金、溶接、機械など、各種多様な職種の教育を行っている。本プログラムは、実地訓練をはじめ、教室での英語、数学、安全、環境への配慮およびその持続なども含んでいる。

ファーマン大佐によれば、現在まで745名の技能訓練生がプログラムを修了し、ジャーニーマン(一人前の技能者)として卒業している。

「部隊のプロダクションで働く70パーセントもの方々がこの技能訓練制度の生徒あるいは卒業生です」と鈴木正人機械グループマスターが同じく式辞で述べた。「今や各工場ではなくてはならないクラフトマンとして活躍されています。」

「私は7年ほど、自動車の整備・修理に携わってきました」と話すのは、新しく訓練生となった船殻工場の船舶設備取付け工、大井浩平さんだ。「機械を扱ったり、部品を加工したりするのが好きなんです。この仕事では、世界の平和に貢献するという、やりがいのあることに関わることができそうです。」

これに対して、EPDPは2014年4月に設立された。技能訓練生と同様、このプログラムは艦船修理に特化した知識を有する技術者を育成している。しかしながら、ここでの訓練生は企画や評価、米国の艦船修理業界の技術文書作成などに通じた技術者になることが期待されている。

校正室の電子機械および圧力装置基準測定見習い工の佐野倫子さんによれば、自身は照明器具の業界を2年間経験したのち、部隊での就職に興味を抱いたという。「前職から、校正の器具の知識を深めたいと考えました」と佐野さんは話した。

EPDPは通常、大学レベル、最小限の工学基礎・理論に関する知識を有する応募者を受け入れている。前職での経験は問うていない。事実、企画・見積ディビジョンにおけるEPDPの訓練生で生産管理事務職の荒川洋兵さんは、こうした応募のチャンスに率先して挑戦した。

「技術分野のバックグラウンドはありませんが、以前は横須賀基地のネイビーエクスチェンジで働いて、英語を勉強しています」と荒川さんは言う。「英語の力を十分活用して、艦船修理の知識も身につけ、昇格の試験に合格したいです。」

もう一人のEPDPの訓練生、早坂いづみさんも造船学を専門として部隊のエンジニアリング専門職に就いた。「学問を修めつつ、横須賀の建物や文化にずっと興味を抱いてきました」と早坂さんは話した。「経験上、図面で仕事をするのには慣れています。同僚や上司と一緒に働くのが楽しみですし、将来的には一人前の技術者になってSRF-JRMCを支える存在になりたいです。」

また、部隊の技術文書は英語で書かれているため、英語の技能向上は訓練中の課題になるともファーマン大佐は言及した。英語は部隊の語学訓練課が幅広くその授業を行う。しかし、さらに学習を進めたい人は訓練を常に受けられる用意があり、もし望めば米国人の同僚らとの米日の言語文化交流に参加することも可能だ。

式典の締めくくりとして、プロダクション(造修)デパートメントヘッドのショーン・ヘイズ少佐、ショーン・スミッター、クレーン管理デパートメントヘッド、デービッド・アリソン技術企画士官代理らが技能訓練生とEPDP訓練生に最初のヘルメットを贈り、プログラムに迎え入れた。

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