横須賀SRF-JRMC毎年恒例の新年式で2016年を迎える

文・写真:礒部良、FLEACT横須賀広報課

2016年1月15日、艦船修理廠および日本地区造修統括本部(SRF-JRMC)司令官ギャレット・ファーマン大佐と来賓らが鏡割りを執り行った。新年の喜びを祝うとともに従業員や米海軍の軍人たちとの間の調和・友情が揺るぎないものであることを確かめた。(写真:礒部良、FLEACT横須賀広報課)

2016年1月15日、艦船修理廠および日本地区造修統括本部(SRF-JRMC)司令官ギャレット・ファーマン大佐と来賓らが鏡割りを執り行った。新年の喜びを祝うとともに従業員や米海軍の軍人たちとの間の調和・友情が揺るぎないものであることを確かめた。(写真:礒部良、FLEACT横須賀広報課)

2016年1月15日、米海軍艦船修理廠および日本地区造修統括本部(SRF-JRMC)は本年の始まりを毎年恒例の新年式で祝った。参加者は木工工場を賑わせ、日本の儀式的な雰囲気の中で新年のあいさつを交わした。式では、SRF-JRMCの司令官ギャレット・ファーマン大佐および本田久幸・横須賀防衛事務所長による式辞をはじめ、SRF-JRMC安全賞や年間優秀下士官賞の授与、酒の樽の鏡割りなどが行われた。米国および日本の軍人ならびに従業員の代表者たちも参加した。

「今日はお集まり頂きありがとうございます」とファーマン大佐は式辞を述べた。「SRF-JRMCの皆さん、集まってもらいありがとうございます! 日々の仕事が忙しい中、なんとか時間を見つけ、参加してくださったことをうれしく思います。他の多くの文化同様、ここSRF-JRMCでは過ぎ去った一年をかえりみて、将来に向け誓いを新たにし、新年を祝います。」

ファーマン大佐はまた、今年が中国の暦によると申(さる)年にあたることに触れた。

「この年生まれの人は、生まれつき支配的な性格です」とファーマン大佐は付け加えた。「リーダーシップを発揮する役割に自然になろうとして、何にでも勝とうとします。また自分が置かれている状況をまとめる立場にある場合、配下にいる人たちを教育するという、人間に関わる能力が開花します。」

「これがとてもSRF-JRMCの性質と響き会っているのを理解しました。毎日明けても暮れても、私たちは、秩序正しく、最高の修理やメンテナンスを行い、「第七艦隊の艦船を常に機能できる状態に保つ」という使命を果たすべく、いつも励んでいます。SRF-JRMCの、艦船に対する修理、メンテナンス、近代化そして艦隊技術支援チームなどが米国海軍の存在感を継続してすばらしく支えています。そして、SRF-JRMCを貴重な財産たらしめているのは、まさにここで働いている人たちなのです。」

「昨年と同様に従業員の方々の「安全」を願うとともに、『事故防止』の取り組みに期待しております」と本田久幸・横須賀防衛事務所長は述べた。

「どうか本年も、ファーマン大佐のもと結束を図り、安全確実に業務を遂行して頂きますよう、よろしくお願い申し上げます。」

式典ではファーマン大佐がSRF-JRMCの年間優秀上級・下級下士官賞に対して、それぞれアルベルト・アレホ・Jr.一等兵曹(潜水員)ならびにブランドン・ウィルモット二等兵曹(潜水員)を表彰した。優秀下士官賞は軍人が、日々行っている規範的な業績や尽力を表彰するものだ。

「部隊の優秀下士官賞を受賞して幸運に思います」とアレホ一等兵曹は語り、受賞はチームワークのおかげだと言った。

「SRFや深海ダイブロッカーなど、支援をしてくれたことに感謝したいと思います。特に私の仕事上の導き手としての[ビル・]ドッド・マスターダイバー(潜水員)には格別にお礼を申し上げます。」

また、ファーマン大佐は、昨年優れた安全記録を保持したとして、2つのショップと1人の監督者に安全賞を授与した。

2016年1月15日、艦船修理廠および日本地区造修統括本部(SRF-JRMC)の従業員が木工工場で行われた新年会に詰めかけ、新年を祝った。(写真:ジョン・ペイジ、SRF-JRMC管理デパートメントコマンドサポート課)

2016年1月15日、艦船修理廠および日本地区造修統括本部(SRF-JRMC)の従業員が木工工場で行われた新年会に詰めかけ、新年を祝った。(写真:ジョン・ペイジ、SRF-JRMC管理デパートメントコマンドサポート課)

70名以上の従業員が働く「大規模なショップ」の部門では電気工場が選ばれた。「電気のような目に見えないものを扱うので、安全にはとりわけ気をつけるようにしています」と電気工場のショップヘッド中村仁さんは言う。「毎朝、フォアマンBがプレシフト・ブリーフィングを行い、皆の体調を確認します。現場ではフォアマンAがプレジョブ・ブリーフィングで安全確認を行っています。私たちは日常作業改善に取り組み、第七艦隊の即応体制に対応していきたいと考えています。」

70名以下の従業員が働く「小規模なショップ」の部門では機械工場が受賞した。「皆の安全の意識の高さには感謝しています」と機械工場のショップヘッド鈴木一義さんは述べた。監督者をはじめ、個々の意識の高さがあってこそ今回の受賞となったと鈴木さんは加えて述べた。

「優秀監督者」の部門では電気工場のフォアマンC甘粕和男さんが受賞した。「日々の業務の中で何が危険になりうるか、どうしたら安全を維持できるかについて意見を交わしています」と甘粕さんは言う。「評価されたのは自分だけの努力ではなく、チーム全体の賜物です。安全第一を守り、来年も受賞したいと思います。」

式の終了後には、日本の船着場や火消しの労働者たちに伝統として伝わる木遣り歌の掛け声に始まるパーティーが開催された。歌の最後の合図に合わせて、鏡割りが執り行われた。

この鏡割りの儀式は、居合わせた人々が、お神酒を分け合うことで皆が協調することを意味している。伝統に関して言えば、樽の丸い形をしたふたは「和」を表し、調和を意味する。神にささげられたお神酒を一つの樽から分け合うこの儀式は、友情や幸運、無病息災を招くと信じられている。

太鼓の演奏が伝統的な日本の歓待でもてなすなか、来賓やSRF-JRMCの従業員たちはさまざまな食べ物や飲み物を楽しんだ。寿司や空揚げなどの日本的な食べ物に加え、SRF-JRMCのチームが設営した屋台ではそばやおでんが振る舞われた。

「今年も親睦会は、イベントを通じて日米従業員の相互理解と親睦に貢献してまいります」とSRF-JRMC親睦会の会長である大崎圭介さんは述べた。親睦会は今回のイベントの運営および設営を行った。

基本労務契約(MLC)の従業員2,000人以上を抱え、さらに米国海軍の軍人および軍属の働くSRF-JRMCは、独自の文化的に多様な組織を形作っている。その任務は常に、平和と海洋の安全を促進するために前方に配備された第七艦隊の艦船を維持・支援することに注力されている。

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