SRF-JRMCが退職式でMLC従業員に別れを告げる

文・写真:礒部良、FLEACT横須賀広報課

横須賀艦船修理廠および日本地区造修統括本部(SRF-JRMC)は、2015年11月23日に生産会議室で行われた、基本労務契約(MLC)の従業員退職式において5名の退職者に別れを告げた。

SRF-JRMCの司令官ギャレット・ファーマン大佐をはじめ、退職者の家族、デパートメントヘッド、ディビジョンヘッド、グループマスター、ショップヘッド、そして同僚たちが一堂に会し、退職者のSRFに対する長年の貢献に感謝の意を表した。

「今日ここで米海軍並びに、SRF-JRMCを代表し、お礼の言葉を述べる機会を得ましたことを、大変誇りに思います」と大佐は述べた。「長きにわたり、生産的なみなさんの勤務を通して、日米にとどまらず、アジア太平洋全域の、繁栄と安全保障に大きく貢献されてきました。」

また、SRF-JRMCが長い間に得てきた成功と名声に退職者たちが大きく貢献してきた、ともファーマン大佐はつけ加えた。さらに、大佐は退職者それぞれが果たしてきた業績や過去の仕事についても言及した。

「アメリカ人と日本人が協力し合い、お互いに敬意を払いながら一緒に働く環境で37年間仕事をすることができ、とても光栄に思います」とチーフ・クォーターマンで板金工場長を務めた臼井和廣さんはSRFでの経験を振り返り、こう語った。「仕事を重荷と思う日は一日もなかったです。」

2015年12月23日、艦船修理廠および日本地区造修統括本部(SRF-JRMC)司令官ギャレット・ファーマン大佐がSRF-JRMCの5名の基本労務契約従業員たちの退職者たちを祝福した。(写真:礒部良、FLEACT横須賀広報課)

2015年12月23日、艦船修理廠および日本地区造修統括本部(SRF-JRMC)司令官ギャレット・ファーマン大佐がSRF-JRMCの5名の基本労務契約従業員たちの退職者たちを祝福した。(写真:礒部良、FLEACT横須賀広報課)

臼井さんは1978年、SRFに板金工として入廠した。以来、自らの専門技能向上に力を注ぎ、1987年には工場の生産管理職に昇進。その4年後、ショップヘッドに昇格し、工場を卓越した存在として指導してきた。

さらに、退職者の一人、パイプ取付け工でフォアマンCの菅野信一さんは、1981年、配管工場に船舶パイプ取付け工見習いとして入廠した。SRFには35年近く勤務し、2006年にはフォアマンCに昇進した。

エンジニアリング専門職の石井之和さんもまたこの式典で祝福を受けた。石井さんは37年前、電気工として電機工場に入廠。在職中にはサンディエゴにおいて各種電話の配電盤整備の訓練を受けたこともある。こうした経験をさらに重ね、横須賀を母港としない艦船の電話も整備・修理を行った。本業と付随して、部隊の恒例の2つの年間行事である新年式と夏の盆踊り大会の音響システムの設営は石井さんを含むグループが行ってきた。

今回退職したエンジニアリング専門職の石川弘さんはSRF-JRMCの機械工場に機械工として入廠した。

「これまで働いてきた年月を思うと言葉も出ません」と石川さんはSRFの思い出を語る。「ただ、アメリカ合衆国に対し、感謝してありがとう!と言いたいです。」

1993年に品質管理部に転任後は、エンジニアの分野で大きな成功を収めた。1995年からは塗装作業や索具のテストといった分野における品質保証の検査員として、大きく貢献をしてきた。

生産支援部の産業専門職監督職を退職する玉井裕二さんは前職である海上自衛隊(JMSDF)でのプロダクションオフィサーとしての経験を生かしてきた。SRF-JRMCでは工作機械の買い付け契約の手配などを担当してきた。

「工場の必要とするものを見つけ出し、分析、文書化することが私の仕事でした。そして業者との契約も行ってきました」と玉井さんは語った。「こうしたことを監督する仕事はやりがいがありました。」

「みなさんはそれぞれ、長年自らの技能を活用し、忠実に仕事を続けてこられました」とファーマン大佐は述べた。「米海軍艦船修理廠並びに、第7艦隊に対する皆さんの献身的な勤務に対して、アメリカ合衆国海軍を代表し心より敬意を表します。今後の皆さんのご多幸と、ご健康をお祈り申し上げます。本日はおめでとうございます!」

式典終了後、退職者とその家族、同僚たちは巡回バスに乗り込み、SRFの最後の思い出を心深くに繋ぎ止めておくために、工場や海軍基地施設を訪れた。各工場では、バスに向けて同僚らが色とりどりの紙テープを投げかけ、最後のお別れを祝った。

SRF-JRMCは太平洋上に前方配備された米国海軍艦船を支援するため、2つの国が相互に影響し合い、協働で力を合わせる独自の文化環境にある。日本と米国の文化が調和し、艦船修理のために生産的な従業員たちがそろっている。部隊のモットーは「何でもできます」であり、英語では“We can do anything.”という。

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