SRF-JRMCスポットライト:木工工場

文・写真:安達慶一、FLEACT横須賀広報課

MK8救命ボート再認証のキーポイントを話し合うSRF-JRMC木工工場のメンバー。 写真:安達慶一、FLEACT横須賀広報課

MK8救命ボート再認証のキーポイントを話し合うSRF-JRMC木工工場のメンバー。
写真:安達慶一、FLEACT横須賀広報課

米海艦船修理廠及び日本地区造修統括本部(SRF-JRMC)は米海軍横須賀及び佐世保基地に配備されている艦船に様々な艦船修理・整備・近代化のサービスを提供することで、第7艦隊の艦船を常に機能できる状態に保っている。業務やサービスは工場によって異なるが、すべての工場がこの使命を維持する責任を果たしている。

SRF-JRMCの木工工場は第7艦隊の艦船に木製品の製作・取り付け・改修・修理等の作業、艦船の内装や木製・プラスチック製ボートへのガラス繊維補修作業、救命ボートの修理作業などのサービスを行っている。木工工場長の角田宗範さんは、「あらゆるタイプの大工作業、艦船用の盤木作成、艦船内の天井や壁への断熱材の取り付け、通気管作業、艦船のキールブロックの製作、盤木の計測と設置、ドライドックのケイソン(扉船)の業務などを行っています」と工場業務を説明する。

角田さんによると、個々の駆逐艦や巡洋艦などの外部や内部は同じに思われるが、艦船は異なる民間工廠で建造されている。「我われは顧客のニーズに対して柔軟性が必要です。内装や断熱材の要求がある場合は、工場の従業員がどのように製作し調整できるかを見学しに艦船に行きます。時によっては以前製作したこともないアイテムをゼロから図面を引くことが必要になります。艦船のドック内での入渠による定期工事用の盤木配置は重要な業務の一つです。」

艦船修理は潜在的なケガや事故がともなう。それを防ぐために、SRF-JRMCの工場では当日作業の内容を毎朝のミーティングで話し合う。「日本語で『組』と呼ばれるチームが工場にはあります。毎朝のミーティングでは、チームリーダーとメンバーは作業に関わる危険について話し合います。チームリーダーもしくは監督者が安全について話し合うことで、全てのメンバーが安全への意識を保ちます。更に話し合いは安全を高め、従業員の注意を促します」と角田さんは述べた。

安全に必要な作業を時間どおりかつ効果的に終えるのに重要な点は、従業員の体調管理だ。工場内の気温は管理できるが、従業員は艦船や屋外での作業では気温の変化を意識しなければならない。「例えば、夏や冬では桟橋、艦船、ドックの渠底では気温が変わります。特に艦船の入出渠の準備に盤木の配置、もやい取りでは熱中症、高血圧を防ぐために従業員は着るもので調節する必要があります。」

木工工場の作業は艦船内外で行われ、安全上の理由で天候状況が作業スケジュールを決定する。風雨の影響は艦船外部の作業を阻み、艦船内の作業では気温や湿度の影響は避けられない。「我われは数日先の天候状況を予測して2つの作業スケジュールを考えています。」

木工工場と第7艦隊艦船の救命ボートへの定期整備システム検査実施と再認証の役割について、角田さんには未来の構想がある。「工場の従業員数の増加は望めないと考えており、それは現従業員数を利用して今以上に従業員の技量の質を改善もしくは向上することを意味します。多くの新しい試練を従業員は経験してきましたが、顧客へのサービスを改善し、将来より多くの試練に立ち向かわなければなりません」と角田さんは言葉を締めくくった。

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