海上自衛隊横須賀造修補給所、SRF-JRMCを見学

文・写真:安達慶一、FEACT横須賀広報課

1月28日、艦船修理廠及び日本地区造修統括本部(SRF-JRMC)は、海上自衛隊横須賀造修補給所(YRSF)の40名に、前方展開する第7艦隊艦船の米海軍の整備要領を学ぶ場を提供した。3時間余りの訪問はSRF-JRMCの部隊概要説明、施設及び工場見学で構成された。

この訪問は昨年のSRF-JRMCの交換士官研修課程修了式の昼食会でのSRF-JRMC司令官マイケル・バルー大佐と黒木忠広1佐の会話が契機となり実現した。「自分を含めYRSFのメンバーが、米海軍がどのように日々の業務と顧客サービスを実践しているかに関心があることをバルー大佐と話し合いました」と黒木1佐。

SRF-JRMC施設訪問で一同に集まり記念撮影をする海上自衛隊横須賀造修補給所のメンバーとSRF-JRMCのリーダー。

SRF-JRMC施設訪問で一同に集まり記念撮影をする海上自衛隊横須賀造修補給所のメンバーとSRF-JRMCのリーダー。

主な部隊概要説明はSRF-JRMC造修将校トビアス・レメランデ中佐、桟橋業務将校アサンタ・ロペス中佐、エンジニアリング・企画見積部監督ミッチェル・パレット中佐がバルー大佐と協力して部隊概要説明を補佐した。部隊概要説明とその後の関連説明では、部隊組織概要、担当責任地域、使命、施設、従業員、部隊能力、他部隊との関連、現在の懸案項目などが挙げられた。

艦船の整備費用の上昇と防衛予算の削減に伴い、米海軍の成長に用いられた方法に海上自衛隊は関心を示している。部隊概要説明の最後となる質疑応答では、YRSFのメンバーは熱心にSRF-JRMCの業務、米海軍の未来像に関して質問を投げかけた。

部隊概要説明後、バスによる施設見学ではYRSFのメンバーはSRF-JRMCが使用するドライドックとUSSジョージ・ワシントン(CVN 73)の定期改修工事が進められるバースを回った。レメランデ中佐は車中で、様々な施設や整備中の艦船、現在進行中のプロジェクトをYRSFのメンバーに熱心に説明した。

その後、YRSFのメンバーは訪問の最後に機器較正工場、無線工場、板金工場、外業仕上工場、木工工場を見学した。個々の工場長とグループマスターがYRSFのメンバーに工場の詳細と日々の業務を説明、YRSFのメンバーの質問に丁寧に回答した。

YRSFの事務官である仮屋千里さんは、SRF-JRMCの組織と造修デパートメント施設をYRSFと比較した。「YRSFには木工部がありますが、規模や組織はより小さいです。YRSFではオーバーホールを行う施設がありませんが、SRF-JRMCは必要もしくは求められれば何でもオーバーホールができるので、ちょっと羨ましいです。工場には艦船補修整備や近代化のための多くの特殊工具や機械類があり、良く整頓されています」と仮屋さんは述べた。

「SRF-JRMCは第七艦隊艦船の作戦を支援しつつ、艦船修理、整備、近代化を行っていることに感銘しました。日本では、造船会社はあくまで造船者で、緊急修理を行いません。SRF-JRMCの工場で働く従業員の表情には業務に対しての誇りが見られます。私はバルー大佐がSRF-JRMCを見学する重要で他に変え難い機会を提供してくださったことに心から感謝します。YRSFはこれからもSRF-JRMCとの友好関係を保つ必要があります」と黒木1佐は言葉を締めくくった。

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